軽キャンパーとして人気のエブリイワゴン、4人で車中泊はできるの？

みなさんこんにちは！広島県に拠点を置き、スズキのエブリイワゴンを軽キャンパー仕様にカスタマイズするカスタム専門店クラフトマンシップです。今回は、4人が乗車できるエブリイワゴンは4人で車中泊ができるのかについてご紹介していきます。

まず、エブリイワゴンに大人4人が就寝することはほぼ不可能です。弊社が手掛けるカスタマイズでさえ、大人2人が並んで就寝するだけでいっぱいになってしまいます。しかし、4人でも就寝することができる方法が一つあります。それは、「2段ベッドを活用する」ことです！スズキが販売している純正アクセサリーの中には2段ベッドがあり、中には4人が横になって脚を伸ばせるベッドセットもあるようです。2段ベッドを使用しての車中泊は大人4人だと窮屈だと感じるかもしれませんが、親子などの組み合わせであればいろんな場面で役に立つと思います。しかし、2段ベッドで4人が就寝できる場所を作ると荷室のスペースをほとんど使ってしまい、荷物を置く場所などがなくなってしまう可能性があります。もし荷室で4人が就寝するスペースを作るなら運転席や助手席に荷物を置いたりルーフボックスなどのアイテムを使用したりなどの工夫を凝らすことが重要です。

アイテムを使えば4人の就寝が可能ということがわかりましたが、弊社が提供しているカスタマイズでは就寝できるのは大人2人までとなっています。後部座席を倒してフルフラット空間にすることで大人2人が並んで就寝できるスペースを作ることができます。しかし、フラットだからと言って2段ベッドを置くことはできません。床下にはいくつもの収納スペースを用意しており、その分床を少し高く作り上げているため2段ベッドが入る十分な高さを確保することができないからです。その分、大人2人が並んでも足が伸ばせて窮屈に感じることなく快適に過ごすことができます。

車中泊の快適さは、就寝時に朝までぐっすり寝ることができるかによって変化していきます。座ったままの状態で眠ると寝つきが悪くなったり、朝首や腰が痛くなってしまうといった問題が発生してしまいます。快適な車中泊を送るために重要なのは睡眠の質なのです。睡眠の質を上げるためのポイントをいくつかまとめてみました。

睡眠をするときにはとにかくフラットな空間を作ることが大切です。エブリイワゴンは前座席を倒すことができますが、完全なフラットの空間にすることができません。それでも、フラット空間に最大限近づけることで少しは睡眠の質が上がると思います。

車中泊でシートを倒したとき、どうしてもシート間の隙間などが凸凹になるときがありますよね。そんな時、身近にあるタオルケットやクッションなどで凸凹をなくすことによって違和感が少なくなり快適さがアップします。

4人で就寝するとなると2段ベッドを使用する方法以外はとても窮屈になってしまいます。そんな時どのような寝方をするかによって就寝できる人数などが変化するでしょう。特に子供は身長が大人より低いため縦ではなく横で就寝することができます。パズルのように寝方を組み合わせることで足を伸ばしながら就寝することもできるでしょう。しかし、一緒に寝ている人の頭を蹴ってしまったりなどのトラブルには十分注意しましょう。

車を停車させる場所はなるべく水平になるところを選びましょう。傾きがあるとその分就寝するときに気になってしまったり寝られなくなってしまい睡眠の質が低下します。そうならないように水平な場所を選んだり、どうしても傾きができてしまうときには頭側を高くしてみると良いかもしれません。

スズキのエブリイワゴンは軽自動車であり、4人乗りですが4人全員が車中泊をするとなったときには就寝方法などの工夫が大切であることがわかりました。睡眠の質を上げることによって車中泊の快適度も変化します。車中泊をする場面は災害時の避難生活、キャンプなどのアウトドアなどいろいろあります。場面ごとに合わせて工夫やアレンジを施すことが重要です。また、車中泊もできる軽キャンパーなどにカスタマイズしてみるのもよいかもしれません。クラフトマンシップではエブリイワゴンを軽キャンパー仕様にカスタマイズしています。ぜひ興味があれば弊社までご連絡ください！