軽自動車に限らず車中泊中はアイドリング禁止!快適に過ごすコツ
2024/06/04
こんにちは。お客様がお持ちのエブリイワゴンを軽キャンパー仕様にカスタマイズしている、クラフトマンシップです。お客様の想いに寄り添い、理想の軽キャンパーをオーダーメイドで1つ1つ丁寧に仕上げています。
快適な車中泊をするためには様々なルールやマナーがありますが、その中でも「アイドリング」について考えたことはありますか?冷房や暖房を使用するためにはエンジンをかけておく必要がありますが、車中泊をする際は緊急時を除きエンジンを切っておくのがマナーとなります。今回はそんなアイドリングについてなぜしてはいけないのか、アイドリングをしなくても良くなるコツについて書いていきます。
目次
車中泊でアイドリングをしてはいけない理由
周囲に迷惑をかけないようにしよう
・騒音の原因になる
アイドリング中によくあるのが、騒音トラブルです。静かな夜にエアコンを使用するためにエンジンをかけたまま寝てしまうと、他の車中泊者や近隣の住民に迷惑がかかってしまいます。周囲の方が静かで快適に過ごせるように、車中泊をする時はエンジンを切って楽しみましょう。
・環境や周囲の人に悪影響を及ぼす
アイドリング中はエンジンが動いているため、排気ガスが出続けている状態です。そのため、排気ガスには一酸化炭素や窒素化合物などが含まれており、大気を汚染してしまうため自然や周囲の人の健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。 アウトドアで自然を楽しむためにも、汚さないように意識することが大切です。
・バッテリーが上がってしまう
ただアイドリングをしているだけではバッテリーは上がりませんが、エアコンやオーディオ関係のものを付けたままにしていると充電されたバッテリーがどんどん消費されてしまうため、バッテリーが上がってしまいます。そうなると、車を動かせなくなってしまうため、車中泊中はエンジンを切りましょう。
・ガソリンを消費する
アイドリング中は、車は停止していてもエンジンは動いているためガソリンを消費してしまいます。10分間アイドリングをしているだけで約130㏄もガソリンを消費してしまうため、経済的ではありません。また、エンジンの内部が汚れてしまう原因にもなってしまいます。
・一酸化炭素中毒になってしまう恐れがある
冬場に雪が降り、車中泊中にアイドリングをしたまま知らない間に車が埋まってしまうと一酸化炭素中毒になってしまうリスクがあります。一酸化炭素は空気よりも軽く無臭の気づきにくい有毒ガスであるため「少し寝ている間に」という事態に陥りかねません。安心安全な車中泊にするためにも長時間アイドリングをしないようにしましょう。
・盗難などのリスクが高まる
アイドリングをしたまま眠ってしまったりトイレなどで車を離れてしまうと、盗難などの犯罪に巻き込まれてしまうリスクが高まってしまいます。車内に侵入されないようにドアや窓をしっかり閉めておくことは大事ですが、短時間でも眠る時や車から離れる時はエンジンを切るようにしましょう。
車中泊中にアイドリングをし続けると周囲に迷惑をかけてしまうほか、自分も楽しめなくなってしまうケースが多々あります。全ての人が楽しめるように、車中泊中はエンジンを切って過ごしましょう。
エンジンを止めたままでも快適に過ごすには
便利なアイテムを駆使しよう
・服装を工夫する
気温や湿度、天候などその日に合わせた服装を選ぶことで快適に過ごしやすくなります。帽子やうちわ、ひざ掛けなども持っていくと、目的地に着いた後晴れて暑くなった時や日が暮れて寒くなった時も対応できます。また、子供は体温調節をすることが難しいため、汚れてしまった場合も考えて着替えを何枚か持っていくと安心です。
・家電製品が使用できるようにする
ポータブル電源やRVパークの外部電源などをうまく活用すると、エアコンや扇風機、セラミックヒーターなどの家電製品が車内でも使用することができるようになります。そのため、夏や冬でも快適に車中泊やアウトドアを楽しむことができます。軽自動車でも使用しやすいサイズのポータブル電源もありますので、検討してみてはいかがでしょうか?
・断熱対策をする
壁や天井に断熱材を入れることで、熱気や冷気を遮断してくれるため1年中快適に過ごせるようになります。コストを抑えたい場合は自分で材料を揃えてDIYすることも可能です。また、暑い夏はカーテンやサンシェードで日光を遮ることも有効な手段の1つです。
・定期的に換気をする
換気をすることで車内の空気が入れ替わり、快適な空間になります。換気をしないと車内の空気がよどんでしまい、健康面にも影響が出てきてしまう場合もあるため定期的に換気をしましょう。また、車中泊中は食べ物を車内で食べることもあると思いますが、そういった車内にニオイが残ってしまうことも防ぐことができます。
工夫次第でアイドリングをしなくても車内で快適に過ごすことができるようになります。このほかにも便利なアイテムやコツがあるため、目的地や季節に合わせて対策していきましょう。
快適で安心な車中泊にしよう
楽しむためにしっかり準備しておこう
アイドリングを長時間続けてしまうと、周囲に迷惑がかかり100%楽しむことができなくなってしまいます。安心安全な車中泊をするために、エンジンを切っても楽しめるように工夫を凝らして準備をしましょう。
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