軽キャンに洗車機って使える？

こんにちは。お客様がお持ちのエブリイワゴンを軽キャン仕様にカスタマイズしている、クラフトマンシップです。弊社は広島県を拠点に、車中泊やアウトドアをより楽しめるように1台1台丁寧に架装しております。

車中泊やアウトドアを長く楽しむためには、旅のパートナーである軽キャンのお手入れが重要ですよね。移動中に付着した汚れやアウトドアの最中に付いた汚れなど、そのままにしておくと汚れが落ちにくくなってしまいます。車体のコンディションを整えるためにも、洗車は重要なポイントです。今回はそんな洗車についてお話していきます。

本格的なキャンピングカーと違い、内装のみをカスタマイズすることで完成するため、外装をベース車から変更していない場合は洗車機を使用することができます。ルーフキャリアなどを取り付けている場合は、オプションの設定が必要だったり対応してない洗車機もあるため注意が必要です。心配な場合は、ガソリンスタンドのスタッフなどに確認しておくと安心して洗車機を使用することができます。

・曇りの日

カラッと晴れた日の方が乾きやすくて良いと思われる方も多いと思いますが、実は曇った日の方がオススメです。カーシャンプーを使用しても汚れを落としきる前に乾いてしまいシミの原因になってしまうほか、水滴がレンズのようになってしまうためボディが焼けてしまうことがあります。そのため、曇りの日に行うとすぐに乾いてしまうことが少ないため、隅々まで洗車を行うことができます。

 

・風があまり吹いていない日

風が強いとホコリや砂などが付着してしまい、そのままこすってしまうと傷がついてしまう恐れがあるため、できるだけ風のない日に洗車をするようにしましょう。また、季節によっては花粉や黄砂によって汚れてしまい、せっかく洗車をしても無駄になってしまうこともあるため注意しましょう。

 

・午前中の暑くなる前に済ませる

太陽が昇り気温が高くなってしまうと水滴が蒸発したときにできるイオンデポジットができやすいため、午前中の早い時間に済ませるようにしましょう。しかし、夜間に洗車をすると拭き残しがあったり虫が付着してしまうことがあるためやめておきましょう。また、イオンデポジットを放置してしまうとボディの表面だけでなく塗装の内部まで浸透してしまい、除去するのに研磨作業が必要となってしまうためしっかりと拭き取るようにしましょう。

 

季節によって細かい条件は変わってきますが、基本的にはこの3点を抑えておくと快適に洗車をすることができます。車中泊旅をした後はタイミングを見計らって洗車をすると、キレイな状態を保ちやすくなります。

・道具を用意する

洗車スポンジやカーシャンプー、バケツなど洗車で必要な道具を揃えましょう。ルーフも洗う場合には脚立やロングブラシがあると洗車がしやすくなります。スポンジやブラシはボディと足回りで別々のものを用意しておくと、傷がつきにくくなります。また、しっかりと拭き上げられるように吸水性が高いクロスを準備しておきましょう。

 

・タイヤやホイールから洗う

掃除は上から下が基本ですが、洗車の場合は汚れがボディに飛び散ってしまうため、足回りから洗うようにしましょう。足回りが終わったらボディを水ですすぎホコリや砂を流した後にカーシャンプーで洗いましょう。パーツごとにすすぎとシャンプーを繰り返すと乾きにくいためオススメです。しっかりと洗った後は水滴が残らないように拭き上げましょう。その際は何度も同じ場所をこすってしまうと傷がついてしまうため注意しましょう。

 

・汚れにくくするにはコーティングもオススメ

洗車でキレイにした後はコーティングを施すのも良いでしょう。コーティングの種類によって強度や水のはじき具合などか変わってくるため、軽キャンの使用頻度や行く場所によって選ぶと良いでしょう。自分でもできますが心配な場合はプロに頼みましょう。

 

軽キャンは外装を変えることは少ないため、普通の車の洗車と同じ方法で大丈夫です。毎回洗車機を使用するにも費用がかかるため、手洗いができるようにしておけばコストを抑えることができます。軽キャンは自然を感じながら車中泊やアウトドアを楽しめることが魅力ですが、その分汚れやすいためしっかりと洗車をして気持ちのいい場所にしましょう。また、車体だけではなく車内もハンドクリーナーなど便利なアイテムを使用してキレイな状態をキープできるようにしましょう。

定期的に洗車をすることで、次の車中泊やアウトドアを気持ちよく過ごすことができます。軽キャンは洗車機を使うこともできるため、日々のお手入れの負担を減らすことができるところも魅力です。また、本格的なキャンピングカーと違ってコンパクトなため手洗いも素早く行うことができます。キレイな軽キャンで車中泊旅を楽しみましょう。