4人乗り軽キャンパーで快適な車中泊を

こんにちは。エブリイワゴンをキャンピングカーにカスタムする専門店、クラフトマンシップです。弊社は広島の地域で施工させて頂いており、エブリイワゴンで車中泊をしたいといった方の夢を叶えるお手伝いをさせて頂いております。

本日は4人乗り軽キャンパーで車中泊を快適にするための方法についてお話させて頂きます。軽キャンパーはコンパクトで取り回しが良く扱いやすい一方、どうしても内部は狭く感じてしまう方もいらっしゃいます。4人乗り仕様の軽キャンパーでも4人同時に寝る事ができないといった場合が多々あります。そこで今回は4人乗りの軽キャンパーで4人同時に寝るための方法についてご紹介します。

・ポップアップルーフを利用する方法

ポップアップルーフとは、車の屋根部分を改良して設置するテントのこと。折りたたむ事もでき、折りたためば車の状態も通常とほぼ変わりません。ポップアップルーフは天井を持ち上げて使用し、車内の天井高を高くしたり就寝スペースを確保したりすることができます。4人乗り軽キャンパーで4人就寝する場合には車内に2人寝てポップアップルーフを利用してもう2人寝るという形になります。ポップアップルーフには主に「斜めに持ち上がるタイプ」と「水平に持ち上がるタイプ」の2種類あり、「斜めに持ち上がるタイプ」は車の前か後ろどちらかを支点として斜めに持ち上がります。支点と反対側は水平タイプよりも高く上がるため高さを稼ぐことができ、就寝スペースは大きくなります。「水平に持ち上がるタイプ」は屋根全体が水平に上に持ち上がります。斜めに持ち上がるタイプとは違い全体が同じだけ上に上がり居住空間としては広く感じられるようになる一方で斜めに上がるタイプよりも高さは出ません。

 

・二段ベッドを利用する方法

二段ベッドを利用することでも4人乗り軽キャンパーで4人就寝する事を可能にします。二段ベッドはDIYでもパイプ等を駆使して作成する事が出来ますが、業者により二段ベッドを販売しているところもあります。二段ベッドは荷台を2分割するような形になるのが一般的で一番下の段には荷物などを入れられるため、どうにか4人就寝するためのスペースを確保したけど荷物を置くところがない…といったお困り事が解決しやすい点もメリットです。また天井から吊り下げる吊り下げ型の二段ベッドをDIYしている方もいらっしゃいます。吊り下げ型の二段ベッドは一段目のベッドにマットを使用していて二段ベッド用の足場スペースが無い方やよりすっきりとスペースを確保したい方などにおすすめのタイプです。

4人乗り軽キャンパーは4人就寝するなら特に収納スペースを限られた中から効率よく活用する事が大切です。そこで収納スペースの活用のためのアイデアをご紹介させて頂きます。

・吊り下げ収納や大型ラック

軽キャンパーの天井や側面のスペースを利用して吊り下げ収納や大型ラックを設置して収納スペースにする事もできます。天井のスペースを利用することで床スペースを確保しながら収納力をアップさせることができます。

・折り畳み式収納ボックス

使用しない時には折りたたむ事ができる収納ボックスを活用するのも便利です。使用しない時にはベッド下や座席下に収納しておくことでスペースを無駄にせず、限られたスペースを活用する事ができます。

・マグネット式収納

車種にもよりますが鉄製の部分にはマグネットがくっつくため、磁石つきのフックや小物入れをくっつけて収納にすることができます。無くしやすい鍵やちょっとした小物などを置いておくのに便利です。

・ベッド下収納

ベッド下収納を確保するのもおすすめです。4人乗りかつ4人就寝できるようにと考えるとどうしても収納スペースの確保に困る中、ベッド下収納はDIYなどでフレームを作成したりカスタム業者にカスタムして貰ったりする必要があるものの比較的大きなスペースを確保する事ができる点はメリットです。

 

軽キャンパーはどうしても収納スペースが限られているため、大荷物を積むには向いていないとも言えます。そのため4人乗り軽キャンパーでできるだけ収納スペースを確保するためには工夫が必要となります。

4人乗り軽キャンパーで4人就寝するスペースを確保する方法や収納スペースの確保方法などについてお話してまいりました。軽キャンパーは軽自動車を元にしている事もありどうしてもスペースが限られてしまうものです。その中で4人就寝をするためには「二段ベッド」や「ポップアップルーフ」の活用をおすすめします。また収納スペースの確保にはベッド下や大型ラックなど、床面を確保しながらあいたスペースを活用できる収納方法がおすすめです。これらの工夫を取り入れることで4人乗り軽キャンパーでも快適な車中泊を楽しむ事ができます。限られたスペースを有効活用してより良い旅の体験を作り上げましょう。