軽キャンパーの車検について｜安全な走行の為の必要な義務

こんにちは！広島にてエブリイワゴンの軽キャンパーカスタムを行っておりますクラフトマンシップです。軽キャンパーの購入を検討している方は、車検についての疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか？ご認識の通り、通常の車であるために車検を通すことは義務になるのですが、より具体的な流れや注意点を知っておくことで安心につなげていただくために、今回は軽キャンパーの車検について徹底的に解説していきます。

車検とは、自動車が国の定めとする保安基準を満たしているかどうかを検査する制度のことです。この車検に合格することで安全性が認められ、次の車検の時期まで公道を走行することが認められます。道路運送車両法で定められている車を所有している人に科せられる義務であるため、決められた期間で必ず継続して受けていかなければなりません。これは、一般車も軽キャンパーも、キャンピングカーも同様にです。公道を走行する車は全てが対象になります。

軽キャンパーを始めとする8ナンバーの車種の場合には、車検は新車の場合の初回も含め、次回以降ともに2年ごとに継続して行っていく必要があります。該当の月は、その車を新車として初めて所有者登録した月が基準となります。中古車の場合では、残っている車検があればその車検月、車検切れの場合には車検を通したその月が起算月となります。

軽キャンパーの車検にかかる費用は、大型のキャンピングカーや普通車と比べても比較的安価に通すことが出来ます。重量税や自動車税といった部分において軽自動車の費用が適用できる点から費用を抑える事ができるため、キャンピングカーの中でも維持費が格段に安いものに該当します。

車検時に点検される内容は、一般自動車と同様の安全性の面を中心に進められ、それに加えて軽キャンパーとして架装している部分の点検も行われます。全体的な積載量が安全基準に達しているのか等、より細かい視点から確認をされて行きます。この時、車検を通すことが出来ない部分が認められた場合には、通せるように修繕をする必要があります。ビルダーによる架装が中心の場合には特別こういった不安を抱える心配はいりませんが、DIYで架装している軽キャンパーの場合には注意をしておきましょう。

こういった軽キャンパーの車検を依頼する場合には、よりキャンピングカーの知識を持っている施設にお願いすると安心です。

• 専門車検センター
• 正規ディーラー
• 整備工場

キャンピングカーの車検に対しての知識がない場合には、車検を通す基準を正確に熟知していない可能性もあり、車検を通すための改善点についても適切なアドバイスを受けられない可能性があります。キャンピングカーの車検実績の多い施設を探し依頼を行いましょう。

今回は軽キャンパーの車検について解説してきました。軽キャンパーといえども、通常の自動車です。公道を走行するためには車検を通す義務があります。これは、その車を運転する人の安全と、周りの人への安全を守るために欠かせないものです。所有者の義務であることを忘れずに、必要なタイミングでは必ず車検の対応を進めていきましょう。また、キャンピングカーへの知識が豊富にある整備工場へ車検の依頼を行うとより安心した依頼ができます。ぜひ参考になさってください。