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diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にする方法とは?その準備と手順について解説

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diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にする方法とは?
その準備と手順について解説

diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にする方法とは?その準備と手順について解説

2024/05/25

こんにちは!広島県に拠点を置くクラフトマンシップです!クラフトマンシップではスズキのエブリイワゴンで車中泊出来るよう軽キャンパー仕様にするサービスを提供しております。弊社は「スズキのエブリイワゴン」を専門にカスタマイズしておりますので、より専門的な知識と技術で安心してお任せ頂けます。

さて本日はそんなスズキのエブリイワゴンをdiyで車中泊仕様にしたい方に向けてお話させて頂きます。エブリイワゴン専用のマットレスなども売ってはいますが何となくフラットではないため、その高低差が気になる方もいらっしゃるかと思います。では実際diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にするためにはどのような準備と手順が必要なのでしょうか?

目次

    diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にできる?

    diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にすることは可能です。床をフルフラットにし寝られる状態にするだけであればdiy初心者でも行えるかと思います。必要な素材も少なく、基本的にはホームセンターで揃います。

    diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にするために必要な素材

    ・パイプとジョイント(木材など土台にできるもの)

    エブリイワゴンをdiyで車中泊仕様にするためには主に後部座席を畳み、その上から土台を設置することになります。そのための土台としてパイプとそれを組み合わせるためのジョイントが必要となります。高さを題したい場合(床の下に何かを収納したい場合)にはパイプで高さを出し、フルフラットにするだけであれば木材を組わせて土台にすることもできます。

    ・コンパネ

    土台の上に乗せるコンパネです。耐久力を考え12mmの厚みをおすすめしますが、軽くしたい場合には9mm厚を選ぶ方もいらっしゃいます。エブリイワゴンの車内の形にあわせてカットし土台にします。

    ・マットレス(必要であれば)

    土台とコンパネのみでフラットにはなりますが土台の形によってはそのままでは強度が心もとないのと、単純に硬く寝るためには寝袋などが必要となるため、必要に応じてマットレスも用意しましょう。

    diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にするための手順について

    diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にすることは可能。とはいえ、普段diyなどされない方やエブリイワゴンなどを車中泊仕様にしたことが無い方は一体どのような手順で作業を進めていけばいいのか検討もつかないことかと思います。ですのでここで手順について簡単にお話させて頂きます。

    ①天井を施工する

    diyでエブリイワゴンを車中泊仕様にする場合、まずは天井から施工していきます。床から施工しても構わないのですが、床が完成した後に天井を施工すると天井を施工しているうちにゴミやくずなどが床に落ちてしまうため床の掃除が必要となります。その手間を無くすためにまずは天井から施工していくことをおすすめします。ただし「天井はそのままで車の中で寝られればいい」という場合には天井の施工は不要で②に進んでください。天井の施工はどのような仕様にしたいかにもよりますが今回は板張りの方法でご紹介します。(照明の埋め込み等の方法は今回ご紹介いたしませんのでご了承ください)まずは天井の内張りを慎重に剥がして金属部分を露出させます。一部のみ内張りを残したい場合にはカッターを使用して切っていき、全面変更したい場合には天井の内張りを止めている留め具やネジを外しましょう。無事内張りを取る事ができたら板張りに使用する木材のサイズを決めるために天井のサイズを測り、適したサイズの木材を購入準備。その後木材を貼る前に天井に「防音材」「断熱材」を張っていきます。そのまま木材を張ってしまうと天井に打ち付ける雨音が酷く響いてしまう他、太陽光からの熱が直接車内を襲い、蒸し風呂のような状態になってしまいます。そのため防音材を張り、その後車内用の断熱材を天井に貼っていきます。防音材・断熱材が貼れたら準備しておいた天井に貼る用の木材を張って天井を板張りにしていきます。

    ②床を施工する

    後部座席を畳み、その上に土台を作ってエブリイワゴンの車中で寝られるようにします。まずは下地となるコンパネの分割のレイアウトを決めます。分割する場所によって床下へのアクセスの仕方が変わり、使い心地も変わってきます。その後コンパネの上に乗せるマットレスの大きさも決めます。マットレスの大きさはコンパネに対して10mmずつ大きくしましょう。10mmずつ大きくする事でマットレスとマットレスが押し合い、コンパネと丁度の大きさにするよりも隙間が出来ずがたついたりしない仕上がりとなります。その後マットレスとコンパネを包む用のファブリックを決めます。ファブリックまで決めたら土台となるイレクターの作成。パイプとジョイントを組み合わせてベッドの土台となるイレクターを作ります。脚部分はガタつきの無いように細かく切って調整を行うかネジで高さ調節を行えるアジャスター式を採用しましょう。パイプのカットはホームセンターで行ってもらうか、パイプカッターを調達しdiyで行う事もできます。土台となるパイプとジョイント、マットレスとコンパネ、そしてファブリックを準備できたら組み立てていきます。

    今回はパイプを使用する方法をご紹介しましたが、木材を使用して土台を作る方法もあり、求める用途や仕様に合わせてdiyする事ができます。このようにエブリイワゴンを車中泊仕様にする方法は1つではありません。

    まとめ

    スズキのエブリイワゴンをdiyで車中泊仕様にする方法についてお話させて頂きました。エブリイワゴンは軽バンとして知名度が高い車ですが、車中泊が出来るようにdiyすることでキャンプや旅にも使用できるようになる車です。本格的な改造をしてしまうと車検に通らない可能性もありますが、取り外しや組み立てが簡単な改造であればすぐに元に戻す事ができます。diyでも行えるエブリイワゴンの車中泊仕様への改造、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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